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車や外壁の洗浄だけでなく、網戸などの掃除にも便利な高圧洗浄機。
最近では国内外のメーカーから多数販売されており、各家庭にも少しずつ普及しはじめています。
一方で、メンテナンス不足や、間違った使い方による故障やトラブルが増えています。
ここでは、高圧洗浄機のメンテナンス方法や修理費用の相場についてご紹介します。
高圧洗浄機のよくあるトラブルとしてあげられるのは、給水口とノズルの目詰まりです。
給水口にフィルターがついているタイプは、定期的にフィルターをクリーニングします。
また、吹き出しノズルの先も目詰まりしやすいので、細い針金などを使って穴の中のゴミを落としてください。
家庭用の高圧洗浄機であれば、この2か所のクリーニングをしっかり行うだけでOK。
冬季は凍結に注意し、できれば暖かい場所で保管すると良いでしょう。
・延長コードやタコ足配線による電圧低下
高圧洗浄機は屋外で使う場合が多いと思いますが、よくあるのが室内のコンセントから延長コードを何本も継ぎ足して使用するケースです。
延長コードを複数使用すると、電圧が低下し、モーターが焼け付いてしまう場合があります。
また、タコ足配線でも同様のトラブルが起こります。
延長コードを継ぎ足したりせずに、また複数の電化製品と併用することなく、高圧洗浄機のみを使うようにしてください。
・空回しによるモーター焼き付き
水が入ってない状態でモーターを回すと、機種によってはモーターが焼き付いてしまうことがあります。
もし、水を入れているにも関わらず水が出ない場合は、一旦使用を停止して水が出ない原因を確認してください。
また、「連続使用可能時間」を超えて使うと、モーターに負荷がかかり、故障の原因となってしまいます。
・水圧が弱い、弱くなってきた
ほとんどの場合、給水口のフィルターか、先端部のノズルの目詰まりが原因です。
前述したように、給水部のフィルターをクリーニングし、ノズル部は細長い針金のようなものでつまりを排除します。
・水が全く出ない
水道の栓を開け忘れているという初歩的なミスもありますので、まずは蛇口を確認しましょう。
また、ホースと本体の接続が正しく行われていないと水が出ない場合があります。
そのほかには、大きなゴミがフィルターを塞いでしまっていることもあります。
ホースと本体の接続部を再確認し、フィルターをチェックしましょう。
・ホースやトリガーなどの接続部から水が漏れる
数滴程度の漏れは許容範囲内ですが、ボタボタと漏れる場合はホースやトリガーのパッキンの摩耗が考えられます。
メーカーより別売り部品として販売されていることが多いので、購入して交換してください。
・ホースからの水漏れ
ホースが破損して水漏れした場合、ホースの修理は基本的にできません。
テープを巻いて補修しても、水圧が高いため再び水漏れを起こしたり、万一の事故に繋がります。
ホースが破損したら、純正の新しいものと取り替えてください。
・本体から水漏れ
本体から水漏れしている場合、自分で修理するのは非常に危険です。
すぐにメーカーのサービスセンターに修理を依頼してください。
高圧洗浄機の耐用年数は使用しているモーターによって大きく変わります。
明記していない場合が多いですが、家庭用のものであれば概ね200時間程度だと言われています。
仮に200時間だとすると週に1回1時間であれば、4年程度使える計算です。
メーカー保証は通常1年ですが、機種によっては2年~3年の保証を設けているメーカーもあります。
高圧洗浄機の修理費用の相場ですが、機種や大きさ、故障箇所によって大きく異なります。
大手メーカーの定額修理では、モーター交換が必要な修理ですと14,500円から34,000円程度。
モーター以外の故障なら、6,000円から14,000円程度となっているようです。
モーター交換は高額になる場合が多いので、買い替えを検討してもいいでしょう。
高圧洗浄機は正しくメンテナンスをして、使用方法をしっかり守ることが大切です。
特にモーターの焼き付きには注意して、使用してください。
2025年9月時点での相場
ノズル・Oリングなど交換の軽故障:3,000〜10,000円前後
内部部品交換・ポンプ修理:6,000〜25,000円前後
モーター交換・重修理:15,000〜35,000円超
この他にも定額修理として費用を公開しているメーカーもあります。
料金を公開していない場合には事前に見積もり内容を明示してもらい、高額になるようであれば新品と買い替えることも検討しましょう。
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