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    電動工具の故障原因とメンテナンスポイント

    2021年08月09日
    電動工具の故障原因とメンテナンスポイント

    ドリルやサンダなどの電動工具のメンテナンス方法がわからず、使用後にそのまま保管している方が多いようです。電動工具を長く使うためには、しっかりメンテナンスを行うことが大切です。 ここでは、電動工具のお手入れ方法や、よくある故障原因についてまとめました。

    電動工具のメンテナンス方法


    電動工具の手軽にできるメンテナンス方法について、ご紹介します。メンテナンスをする際は、故障・事故の原因となりますのでコンセントやバッテリーを必ず抜いてから行いましょう。

    ・インパクトドライバやドリルのメンテナンス方法

    充電タイプのドライバやドリルは、定期的に放電と充電をしてあげることでバッテリーの劣化を防ぐことができます。

    またハンマードリルは、振動や焼付に対し有効な「二硫化モリブデン」が配合されたハンマードリル専用のオイルを購入し、ときどき補充しなければなりません。


    ・サンダや丸のこのメンテナンス方法

    サンダや丸のこは、のこ刃の状態をしっかり確認します。のこ刃が摩耗していると切れ味が悪くなり作業効率が落ちるだけでなく、モーターに無理な負荷をかけてしまいます。

    次に、取り付けネジの緩みがないかをしっかり点検します。ネジが緩んでいると、作業中にのこ刃が外れることがあるので、大変危険です。

    作業後は木くずなどをしっかり取り除きます。特に保護カバーとのこ刃の間にはくずが溜まりやすいので、入念に取り除きます。

    安全のために、子供の手の届かない場所に保管してください。

    電動工具でよく壊れる箇所や動かない原因について


    電動工具でよくある故障事例や動かない原因についてご紹介します。もしお持ちの電動工具が似たような症状の場合は、以下を確認してください。

    ・パワーが弱くなった

    充電式ドライバやドリルなどでよくある症状です。大工などの仕事をしていない限りは、工具を毎日使うという方は少ないですよね。使用する頻度が少ないと、バッテリーは劣化してしまうことがあります。この場合は、バッテリーを交換するしかありません。

    そのほかには、モーターに電気を送る「カーボンブラシ」の摩耗が考えられます。カーボンブラシは消耗品ですので、使用するたびに車のタイヤのように減っていってしまいます。長年使用しているのであれば、一度交換してみると解決するかもしれません。

    バッテリーやカーボンブラシを交換してもパワーが回復しない場合は、モーターそのものの原因が考えられます。自分ではメンテナンスが難しい箇所ですので、サービスセンターに相談してください。


    ・全く動かない

    動かない原因としては、バッテリーの極度過放電、電源スイッチの接触不良、ヒューズ切れなどが考えられます。自分で修理するのは困難ですので、メーカーサービスなどに修理を依頼します。 また前述したカーボンブラシの摩耗でも、動かなくなる場合があります。


    ・異音がする

    モーター部など機械内部から異音がしたり、変な臭いがする場合は直ちに使用を中止して、サービスセンターなどに修理を依頼しましょう。電動工具を分解するのは危険ですので、絶対にやめてください。 丸のこなどの刃周辺から異音がする場合は、削りカスの付着が考えられますので、一度クリーニングし、再度作動させてみてください。

    また、スプレータイプの潤滑油などを工具の隙間から内部に吹き付ける人がいますが、故障の原因になる可能性がありますので、やめましょう。

    電動工具は、定期的なチェックと日頃のメンテナンスを忘れずに行う必要があります。また、「動かない=故障」ではない場合もあるので、まずは何が原因なのかを確認し、分からなければサービスセンターなどに相談してください。

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