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    小型発電機の選び方

    2021年08月05日
    小型発電機の選び方

    小型発電機はさまざまなタイプや大きさがあり、使用目的によって選ぶ必要があります。ここでは、小型発電機の選び方のポイントについて簡単にご紹介します。


    小型発電機はどういう場面で使用する?


    まずは、小型発電機がよく使用されるシーンについてご紹介しましょう。

    1. アウトドア・キャンプなどの電源として
    2. 電源のない場所で家電を使用したい際に役立ちます。ポットやホットプレートを使って料理を楽しんだり、夜間に照明が使えるなど、屋外での活動がより楽しくなります。アウトドアで使用する場合は、手軽なガスボンベタイプや、小型のガソリンタイプがおすすめです。
    3. 屋外での作業
    4. 屋外での車の洗車や掃除、DIYなど、室内から電源を取りづらいシーンで小型発電機が活躍します。掃除機や電動工具などを動かす電源確保に最適です。
    5. 災害や停電時の電源確保
    6. 災害などによる停電時にも役立ちます。冷蔵庫の電源や携帯電話の充電、湯沸しポットやキッチン家電など、いざというときに必要最低限の電源が確保できるので、非常用として有用です。


    どれくらいの大きさを選べばいいの?(出力容量)


    小型発電機には、さまざまな出力容量があり、用途に合ったものを選ばなければいけません。最大出力ギリギリまで使用すると、発電機や家電に負担をかけるため、出力に少し余裕を持たせる必要があります。

    タイプ出力(kVA)適した用途本体重量の目安
    低出力0.9kVA以下夜の照明、小型冷蔵庫、携帯電話の充電、小型電動工具(電気ドリル、クリーナー)など。消費電力の大きい家電には不向き。15kg程度と持ち運びしやすい。
    中出力1.6~2kVAほとんどの家電製品が使用可能。アウトドアや災害時など、炊事を含め幅広いシーンで活躍。20kg以上のものが多く、持ち運びは容易ではない。
    高出力2.2~2.8kVA一度に複数の家電を動かす場合。停電・災害時に冷蔵庫を動かしながら、湯沸しや炊飯が可能。35kg以上あるものが多く、持ち運びには不向き。非常時の電源確保用としてのニーズが高い。


    使用燃料は何が最適?


    小型発電機に使う燃料はガスやガソリン、軽油がありますが、一般的に広く普及しているのはガソリンタイプです。

    1. ガソリン:取扱いに注意が必要で携行缶も必要ですが、幅広いラインナップがあり、長時間の使用に向いています。中・高出力タイプを選ぶのであれば、ガソリンがおすすめです。
    2. ガス取扱いや保管のしやすさを重視するなら、低出力タイプのガスで稼動するものを選ぶと良いでしょう。
    3. 軽油:大型の発電機に多く、一般ユーザーには向かないと言えます。

    小型発電機は、必要以上に高出力のタイプを買うと、燃料代が無駄になります。用途を見極めた上で、賢く選んでください。

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