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    互換バッテリーは本当に使える?純正バッテリーとの違いとリスクを解説!

    2022年10月28日
    互換バッテリーは本当に使える?純正バッテリーとの違いとリスクを解説!

    電動工具のバッテリーは非常に高価です。そのため、メーカー純正品と互換性があるとされる安価な非純正バッテリーを、ECサイトなどで目にすることも多いでしょう。

    「安くて純正と同じ性能ならお買い得じゃないか?」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか?この記事では、電動工具のバッテリーについて詳しく解説します。


    高価な純正バッテリー、その理由とは?


    電動工具には、コードで電力を供給する有線式と、利便性を追求した充電式があります。この2つを比べると、充電式の電動工具は、有線式の2倍、3倍の価格になることも珍しくありません。

    その価格の大部分を占めているのが、実はバッテリーなのです。

    マキタやハイコーキ、パナソニックといった有名メーカーは、長年にわたる研究開発により、どんな環境でも安定して高い出力を維持できるバッテリーを作り上げてきました。この高い技術力と信頼性が、純正バッテリーの価格に反映されているのです。


    安価な互換バッテリー、本当に大丈夫?


    バッテリーは消耗品であり、使い続けるうちに性能が低下していきます。そのため、電動工具のユーザーはいつかバッテリー交換を迫られます。

    そんな時に選択肢として浮上するのが、安価な非純正の互換バッテリーです。Amazonや楽天市場などで簡単に購入でき、パッケージには純正品と同じ電圧やアンペア数が記載されているため、「これで十分だ」と考える人も少なくありません。

    しかし、結論から言うと、互換バッテリーはあまりおすすめできません。

    たとえ表記上の性能が同じでも、長時間使用した際に同じ出力を維持できることはほとんどありません。また、バッテリー容量も表記通りではないことが多く、安定した出力や長時間利用が求められるプロの現場には全く向きません。


    互換バッテリーに潜む危険性


    互換バッテリーには、純正品のように急速充電や大電流放電に対応したリチウムイオンセルが使われていないケースがほとんどです。

    「動かなくなるだけならまだいい」と思うかもしれませんが、中には使用中に発火したり、保管中に膨張したりする危険性もあります。

    一方で、純正バッテリーはこのような事故が限りなく起こらないように設計されています。高価である分、長持ちし、何より安心して使用できる信頼性があるのです。

    また、電動工具を売却する際も、純正バッテリーには多少の使用感があっても買取価格が付きますが、非純正バッテリーはほとんど値段が付きません。

    最終的に売却することも視野に入れるなら、安全性と信頼性、そして資産価値を考えても、メーカー純正バッテリーを購入することをおすすめします。

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