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ドリルやサンダなどの電動工具を、メンテナンスせずにそのまま保管している方は多いのではないでしょうか。電動工具を長く、安全に使うためには、日頃のお手入れが非常に大切です。
この記事では、住設工具のホームギアが、電動工具の簡単なお手入れ方法と、よくある故障の原因について解説します。
手軽にできるメンテナンス方法を電動工具の種類別にご紹介します。メンテナンスを行う際は、感電や事故の原因となりますので、必ずコンセントを抜くかバッテリーを外してから行いましょう。
充電式のドライバやドリルは、定期的に放電と充電を行うことでバッテリーの劣化を防ぐことができます。
また、ハンマードリルには、振動や焼き付きを防ぐ「二硫化モリブデン」が配合された専用オイルが必要です。定期的に補充を忘れないようにしましょう。
サンダや丸のこは、まず刃の状態をしっかり確認します。刃が摩耗していると切れ味が悪くなるだけでなく、モーターに無理な負荷をかけてしまうため、早めに交換が必要です。
次に、取り付けネジが緩んでいないかを点検してください。ネジが緩んでいると、作業中に刃が外れてしまう大変危険な状態です。作業後は木くずなどをしっかり取り除きましょう。特に保護カバーと刃の間はくずが溜まりやすいので、入念に掃除してください。
使用しない時は、お子さんの手の届かない場所に保管しましょう。
お持ちの電動工具に似た症状がある場合は、以下の項目を確認してみてください。
この症状は、充電式ドライバやドリルでよく見られます。工具を毎日使わない方は多いですが、使用頻度が少ないとバッテリーが劣化してしまうことがあります。この場合はバッテリーの交換が必要です。
他には、モーターに電気を送る「カーボンブラシ」の摩耗も考えられます。カーボンブラシは車のタイヤのように使えば減っていく消耗品です。長年使用している場合は、一度交換してみると改善するかもしれません。
バッテリーやカーボンブラシを交換してもパワーが回復しない場合は、モーター自体が原因の可能性があります。ご自身でのメンテナンスは難しいので、メーカーのサービスセンターに相談しましょう。
動かない原因としては、バッテリーの極度な過放電、電源スイッチの接触不良、ヒューズ切れなどが考えられます。これらはご自身での修理が困難なため、メーカーのサービスセンターに依頼してください。前述したカーボンブラシの摩耗も、動かなくなる原因の一つです。
モーター部など、機械の内部から異音がしたり、変な臭いがする場合は、すぐに使用を中止して、サービスセンターに修理を依頼しましょう。電動工具を安易に分解するのは危険ですので、絶対にやめてください。
丸のこなどの刃周辺から異音がする場合は、削りカスの付着が考えられるため、一度クリーニングし、再度作動させてみましょう。
工具の隙間からスプレータイプの潤滑油などを内部に吹き付ける人がいますが、これは故障の原因になる可能性があるためやめましょう。
「動かない=故障」とは限りません。まずは何が原因なのかを確認し、自分で判断できない場合はメーカーのサービスセンターに相談するのが最善です。日頃のメンテナンスを忘れずに行い、大切な電動工具を長く使っていきましょう。
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