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家庭用のポータブル発電機は、屋内外で電源として使用できるため、キャンプやアウトドアだけでなく、停電や災害時にも重宝します。この記事では、小型発電機の種類や特長についてご紹介します。
小型発電機は主に3つのタイプに分けられます。それぞれの特長を見ていきましょう。
最も普及している小型発電機で、持ち運びに便利なポータブルタイプから、高容量の中・大型タイプまで多岐にわたります。車のガソリンが燃料なので、取り扱いには注意が必要ですし、専用のガソリン携行缶も必須です。
0.9kVA(900VA)タイプの場合、連続運転時間は3〜7時間程度が一般的で、長時間の屋外作業や停電時にも活躍します。お祭りや屋外イベントの屋台などでよく使われています。
軽油を燃料とする発電機で、中・大型タイプが中心です。ガソリンに比べて燃料費が安く、コスト面に優れています。連続運転時間も7時間程度のものが多く、長時間使用に向いています。
しかし、本体重量が100kgを超えるものが多く、移動が難しいのが難点です。また、運転音や排気ガスの問題もあるため、家庭での使用にはあまり向きません。
カセットコンロなどに使う小型のガスボンベを使用するタイプです。ガスボンベはスーパーやホームセンターで手軽に入手でき、ガソリンに比べて安全に保管できるというメリットがあります。ボンベをセットするだけなので、機械が苦手な方でも簡単に扱えます。
0.9kVAタイプでは、連続運転時間が約2時間程度と比較的短いです。手軽で便利ですが、出力はそれほど高くないため、長時間使いたい場合には不向きです。
インバーター発電機は、発電機にインバーターという機器を搭載したものです。
現代のほとんどの家電製品には精密機械が使われています。もし電気の周波数や電圧が不安定な電源を使うと、パソコンやテレビなどの精密機器が誤作動を起こしたり、故障したりすることがあります。
インバーター発電機は、電気の質を安定させるため、精密機械も安心して使用できます。
たくさん種類がある発電機ですが、用途に合わせて選ぶのがポイントです。
ぜひ、ご自身の使い方に合った発電機を選んでみてください。